暦について 二十四節気 七十二候
立春から新たな暦が始まります!
気づいたら1月ももうすぐ終わりですね。「日々に追われているうちに、スタートダッシュが完全に乗り遅れたぁ・・・」という方も、安心してください!2月4日の立春から新しい暦が始まるので、リセットして新しいスタートを切りましょう!
二十四節気 七十二候とは
1年365日を24等分したおよそ15日間が、二十四節気の1つの区切りとなります。季節の目安を表しており、古くは農業をするうえでの指標でした。立春からはじまります。
この二十四節気をさらに3等分したものが七十二候となり、およそ5日間です。動植物の様子や自然現象をそのまま名前にしており、その時期の”兆し”を示しています。
いずれも中国でつくられたもので、時代に応じて日本に添うよう変わっていきました。
二十四節気は天気予報などで語られることも多いですし、カレンダーや手帳に書かれていたりするので、なんとなく耳馴染みがあるのではないでしょうか?
七十二候は、具体的に動植物の名前が挙げられ、「〇〇になる頃」といった季節の兆しを表す独特な表現が面白く、勉強にもなります。折りに触れてご紹介できたらと思います。
暮らしにどうやって生かすの?
季節感や ”その季節らしさ” を知っていれば、身の回りのモノ(インテリア、テーブルセッティング、着物の柄など)の取り合わせに活かせます。また、食の旬に対する理解が深まったり、言葉遣いや表現にも表すことができます。
こうしてあらゆる場面に意識が広がり、おもてなしの場面、ご自身のおうち時間など暮らしに深みが広がり、より豊かなものへと変わっていくのではないでしょうか。
元旦の投稿でも、「豊かな暮らしとは、季節や暦を刻むことを実感すること」と紹介させていただきました。”実感”とは、暮らしに落とし込んでこそ感じられると思います。
これから始まる暦を機に、この1年がより豊かな暮らしとなりますように!!